「〜した。〜した。〜した。」が続いていた
自分が書いた文章を見直すとき、語尾のパターンや特定の言い回しが繰り返されていることがあります。「〜した。」「〜でした。」が連続していたり、「ただ」「しかし」が近い位置に何度も出てきたり。書いているときはなかなか気づかないものです。
読んでいる側からすると、同じ語尾・言い回しが続くと単調に感じられます。文章全体のリズムが崩れる原因になります。でも、自分が書いた文章をチェックするとき、「どの表現が多い」を客観的に把握するのは難しい。
N-gramで「近くで繰り返される表現」を拾う
頻出くんは、N-gramという手法を使って文章中の繰り返し表現を検出します。N-gramとは、文字列を一定の長さのまとまりで区切り、それぞれの出現頻度を数える方法です。これを使うと、「語尾だけ」ではなく「2〜3文字のフレーズ単位」で、近い位置に何度も登場するものを拾い出せます。
結果として出てくるのは「繰り返しの候補リスト」です。全部直す必要はなく、「意図的に繰り返している場合は無視」「気になったものだけ直す」という使い方が合っています。ツールはあくまで「気づかせてくれる」役割です。
ゆれゆれくんと組み合わせて使う
同じく原稿校正補助ツールである「ゆれゆれくん」は表記揺れを検出し、頻出くんは繰り返し表現を検出します。目的が違うので、両方を使うと異なる角度から原稿を確認できます。校正作業の前にどちらかひとつだけでも通しておくと、漠然とした「なんか変な気がする」の原因を特定しやすくなります。
BOOTH でも配布しています。気に入ってもらえたら、サポートがてら覗いてみてください。