本の制作は終わったのに、告知画像でもうひと仕事

同人誌やZINEを作ると、SNSへの告知が必要になります。そのために告知画像が必要になります。でも、本の制作自体は終わっているのに、告知画像のためにフォトショップやイラストレーターを開いて、レイヤーを組んで、エフェクトをかけて……という作業が待っています。

「本を作ること」と「告知画像を作ること」は、実は別の仕事です。片方が終わったのにもう一仕事あるという感覚は、経験のある人なら覚えがあるかもしれません。そのひと仕事を少し楽にできないか、と思ったのが出発点です。

「光と影を重ねるだけで画が成立する」コンセプト

SAKUPic! のコンセプトは「光と影のエフェクトを重ねるだけで、それっぽい一枚が完成する」ことです。書影や表紙画像を読み込んで、用意してある光・影・テクスチャのエフェクトを重ねていくと、それだけで雰囲気のある告知画像ができあがります。

デザインの判断を最小限にしたかったのが理由です。色を選んだり、フォントを決めたり、構図を考えたりする手間を省いて、「書影+エフェクト」という組み合わせだけで完成させられるようにしました。もともとある書影の魅力を活かして、そこにひと味加える——というイメージです。

未発表原稿でも安心して使えるように

告知画像を作るとき、読み込む画像は「まだ発売前の新刊の表紙」である場合がほとんどです。外部サーバーに送信されると、情報が漏れるリスクがあります。SAKUPic! はすべての処理をブラウザ内で完結させているので、読み込んだ画像データが外部に出ることはありません。

これは利便性の問題というより、安心して使える環境を整えることが先だと考えたからです。告知画像を作るタイミングは、発売直前であることが多い。そのタイミングで気軽に使えることが大事です。